日本でパートナーシップ制度があるエリアというと代表的なのが渋谷区・世田谷区ですが、2021年12月7日開催された都議会で2022年度から都全体でパートナーシップ制度を導入と発表し、11月から開始予定としています(2022年5月13日現在)。
そんな中、既に東京都国分寺市はパートナーシップ制度を導入しています! これは驚き&うれしいニュース。国分寺市民として誇らしく感じます。そこでこの記事では国分寺市のパートナーシップ制度についてご紹介します。
パートナーシップ制度についても解説していて長いので、国分寺のだけ読みたい人が目次からとんでくださいね。
日本国内のパートナーシップ制度とは

国分寺市のパートナーシップ制度をご紹介する前に、日本のパートナーシップ制度の現況やどんなことができるのかをご紹介します。
そもそもパートナーシップ制度とは?
パートナーシップ制度とはLGBTQ(セクシャルマイノリティ)カップルに対して各地方自治体が「結婚に相当する関係」と認めること。その証として証明書を渡します。証明書を発行し、様々なサービスや社会的配慮を受けやすくする制度です。
LGBTQについて確認!
LGBTQ は下記の頭文字をとったものです。
- Lesbian レズビアン(女性同性愛者)
- Gay ゲイ(男性同性愛者)
- Bisexual バイセクシュアル(両性愛者)
- Transgender トランスジェンダー(心と体の性別が一致しない人)
- QueerやQuestioning※ クイア・クエスチョニング(自身のセクシュアリティがわからない・決められない・決めない人)
ちなみに「クイア」は、調べてみると元は同性愛者への侮蔑語でした。“奇妙な”“不思議な”“風変わりな”などを表しましたが、現代においては規範的な性のあり方以外を包括する言葉としても使われているようです。
パートナーシップ制度の効力ってどれくらいなの?
パートナーシップ制度は地方自治体が独自に規定しています。こう聞くと法律が適応すると思うかもしれませんが、法律の効力・強制力はありません。あくまで地方自治体2人の関係性を認め、その制度を活用できるというものです。そのため、制度活用にはその自治体に両者が住んでいることが条件になります。
つまり、転出すると効力はゼロになるので転出先の情報も確認することが必須です!
パートナーシップ制度でできること
パートナーシップ制度は地方自治体によって定めるため内容はそれぞれ異なりますが、制度を活用すると下記のことなどができるようになります。
- 病院での付添いや同意で家族に近い扱いが得られやすい
- 公営住宅などへ家族として入居可
- 生命保険の受取人を指定
- 賃貸契約における理解
- クレジットカードの家族カード作成
- 家族割などの適用
- 家族で利用可能な会社の福利厚生の利用
パートナーシップ制度を活用すると、このように一緒に暮らす上で必要なことがスムーズに進むようになるんですね。
導入地方自治体数は?
実際に日本ではどれくらいの地方自治体が導入しているのでしょうか。
※導入済み自治体数と人口カバー率は2022年より開始の52自治体を含む
日本で最初に導入(渋谷区・世田谷区)したのは2015年(平成27)ですが、それから地方自治体主導で進めた結果、現在では導入自治体は209自治体・交付件数は2,832組と広がっています。しかし、東京都は2022年に都全体で導入を予定しているため、導入後はもっと増えるというわけです。
企業間でも賛同が進む「同性婚」
また、企業間の理解少しずつですが広がっています。それが婚姻の平等(同性婚の法制化)への賛同です。これを可視化するためのキャンペーン「Business for Marriage Equality」に賛同を表明している企業・団体は2022年4月7日時点で224にのぼります。
国分寺市のパートナーシップ制度

「国分寺市パートナーシップ制度」は、国分寺市男女平等推進条例(平成19年条例第10号)の基本理念「性別に関わりなくだれもが個人として尊重され、個人の社会における活動の自由な選択が妨げられることなく、多様な生き方が選択できる」に基づき、2020年(令和2年)11月15日に導入されました。
ちなみに受付窓口は国分寺市 市民生活部人権平和課です。
パートナーシップ宣誓を行える人とは(宣誓の条件)
パートナーシップ宣誓を行える条件は下記になります。
- 民法(明治29年法律第89号)第4条(成年)に規定する成年に達していること。
- 次のア及びイのいずれかに該当すること。
ア 市内に住所を有すること。
イ 一方が市内に住所を有し、かつ、他の一方が3か月以内に市内への転入を予定していること。 - 配偶者がいないこと及び宣誓に係るパートナーシップ以外のパートナーシップを有しないこと。
- 双方の関係が民法第734条(近親者間の婚姻の禁止)及び第735条(直系姻族間の婚姻の禁止)の規定により、婚姻することができないものでないこと。
出典:国分寺市HP
国分寺市パートナーシップ制度は何ができる?
肝心のパートナーシップ制度でできるのは市営住宅の入居対象になれるということ。下記、国分寺市HPの抜粋です。
令和3年12月22日に国分寺市営住宅条例が改正されました。
この改正により、宣誓をされた方は「婚姻関係と同様の事情にある者」に該当し、
入居資格の「現に同居又は同居しようとする親族」に新たに含まれることになりました。
これ以外にできることを探したのですが見つからず…。今後増える可能性はあるだろうし、東京都全体の導入に合わせて改定されるかもしれませんが、現状はこれだけのようです。加えて、宣誓書受領証等の交付(宣誓書受領証1部、宣誓書受領証カードを2部)があるらしいです。
「東京レインボープライド2022」に出展!

個人的にうれしかったのは、国分寺市は2022年(令和4年)4月22日(金)〜24日(日)まで代々木公園で開催された「東京レインボープライド2022」に出展したこと。なんと、多摩26市で唯一の出展だったとのこと。地味な国分寺市がトレンドヘッターが集まる原宿に出展するなんて「やるな、国分寺!」って感じ。個人的にはすごいうれしいです。
ちなみに、下記のようなことをしたそうですよ。

地道に頑張っているのが市民としてはうれしいです、本当に。これからもこういうイベントに出典すれば、地元の若者ももっと国分寺愛が深まるのではないかと個人的には思います。
LGBTについてもっと知りたい人はこの動画をチェック!
余談ですが、皆さんの周りにはLGBTの方はいますか? 近くにいなければなかなかLGBTの方への理解を深めたり、どんな思いや悩みを抱えていたりなどがわからないかと。
そこでおすすめなのは生の声を聞くこと。その中でも特におすすめなのはYouTuber・2ストリートさんの動画! 私、大ファンなんです。
EXILE系イケメンのたつやさんと韓流系イケメンのゆうきさんがLGBTの方と対談してぶっちゃけトークをしたり、際どい質問をしたり。明るい雰囲気がありつつもLGBTの方の恋愛や気持ち、お悩みなどを本音トークで話しているのでLGBTに対して理解が深まる内容だと個人的には思っております。
(もちろん、そんなすぐにはわからないと思うけど、でも考えとかを聞けるから個人的には勉強になると思います)
もちろんコンテンツとしても純粋に楽しいです。 大食いチャレンジとかゲイバーあるあるとか見入っちゃいます。何よりもお二人の人柄が大好き!!
ちなみに、マネージャーのさっしーさんもちょいちょい出演されますが、可愛くて大好きです。お三方の絆も深くて、感動しちゃうことも多々あり。
見たことない方はぜひ観てみてください。本当に推しです。
まとめ
ということで以上、国分寺市のパートナーシップ制度についてでした!
今回感動したのは、国分寺市が“口だけでない”真摯な姿勢で多様性を認める行動を起こしていること。国分寺市民としてはとてもうれしいし誇らしいなと思いました。
これからもさらなる国分寺の活躍を市民として応援しつつ、微力ながら私も市の活動を発信していければと思います!